なしno日記

なしの雑記ブログ。日々の生活、勉強、備忘録など。

薬なしでパニック障害(PD)が治った&仁丹

私がパニック障害と診断されたのは10年以上前。しかし、そうだろうなと思われる症状が出ていたのは、思い出すと小学校低学年の頃から。突然胸がドキドキしだして、息が苦しくなり、まるで死ぬんじゃないかというような不安に駆られて、倒れそうになったことも何度もある。

そういう症状は子供の頃からしょっちゅうで、学校は休みがち、いつも体調が良くなく、病院にもよく行っていた。自立神経失調症だとか、過敏な子ですねと医者からは言われてたらしい。家庭環境が良くない家で育ったり、思春期の頃いじめにあったりしたのも影響を及ぼしていたかもしれない。

最近は、有名な方が体験談を話したりして、パニック障害という名前も知られてきているが、私の子供の頃は聞いたことがなかった。ずっと、自分は何か悪い病気に違いない、息苦しいことがしょっちゅうあるから肺の病気かもなど、いつも悶々と悩んでいた。

予期不安や広場恐怖といった症状のため、学校生活はとても辛かった。自尊心が強く、弱い所を見られるのが恥ずかしいという気持ちがあったため、気分が悪くても平気なふりを装ったり、無理に明るく見せていた。

症状をごまかすために不自然な態度を取ったりと、人付き合いはものすごく苦手だった。思春期にいじめなどの人間関係のトラブルで悩んでいた時は、症状がさらに酷くなり、毎日過呼吸になり、息苦しくて死にそうと泣きながら母親に訴えたり、ご飯を食べようとしても口が開かず、ガリガリに痩せてしまったこともある。

高校卒業後は親元を離れ一人暮らしをしていたが、公共の乗り物、映画館、美容院、歯医者、人混み等が本当にしんどかった。だましだまし何とか乗り切ったりしていた。

症状が出るのが怖くて、付き合いが悪いので友達が離れていったこともよくあった。当時の彼氏は理解がなく、私が突然発作を起こすと、お前は甘えてんだよと怒って置いていかれたりしたこともあった。甘えてる、怠けてる、心が弱すぎと非難されることも多く辛かった。

20代の時に、ものすごく辛いことがあり実家に戻ったが、今まで一番酷い症状が出て何もできなくなった。母親は理解があったが、父親は全く理解がなく、怠けものが早く出ていけと辛く当たられていたのも、症状悪化に拍車をかけていたようだ。

一日に何度も過呼吸や発作を起こし、家の庭にすら出れなくなって、ほとんど横になっていた。親が運転する車にすら乗れない。腰が立たなくなり這ってでしか移動できない時もあった。突然の発作に耐えられなくなり、母に連れられ夜間外来に駆け込んだこともある。

今考えると本当に不思議だが、その時は、家の玄関から出ようと思っても、震えてどうしても足が動かない、立とうとしても立てない、食べたいのに口が開かないと、気持ちと身体がバラバラな感覚で、身体が全然言うことをきいてくれないのだ。

心気症のような症状もあり、横になっていても不安は襲ってくるので、このまま死んでしまうのかなと暗いことばっかり考えていた。

夜間外来で、気持ちが楽になるからと薬をもらったが(抗不安薬だったみたい)、薬を飲むのだけはどうしても嫌で意地でも飲まなかった。今ならそんなことは思わないが、その時の私は、精神疾患の薬は怖い、薬に依存してしまうのが怖い、自然に治したいという強い思いに囚われていた。

毎日毎日布団から出れず、一生このままでは嫌だ、普通の生活がしたい、何をしたら治るんだろうと悶々としていた。気分があまり悪くない時に本を読んだり、インターネットで情報を探したりした。

良さそうなものは何でも試してみた。ヨガ、チベット体操、瞑想、ツボ押し、セルフ整体、水浴び、マクロビオティックナチュラルハイジーン、断食、ケイシー療法、西式健康法森田療法、電磁波を異常に避けたり、その他にも書ききれないくらい、色んな健康法やらを試していた(今思えばすごいな・・・)。母親からは、色々やりすぎでかえって良くないんじゃないと心配されるくらいだった。

今では、あの頃の自分は囚われすぎてておかしかったなと思えるが、その時は治りたい一心で必死だった。哲学的な本や、自己啓発本なども読み漁った。

でも、その努力?が実ったのか、少しずつ症状が改善してきた。発作を起こす回数が減り、玄関から出れるようになった。家の敷地からはすぐに出れず、まずは庭の中を散歩。庭を10分程度歩けるようになったら、そこから敷地を出て次の電信柱までなど、少しずつ歩ける範囲を広めた。

途中で不安が強くなり、すぐに引き返したことも何度もあった。母親に付き添われ車に乗る練習。タクシーの中で怖くなり母親に泣きついたこともあった。そうこうしながら2年ぐらい経ち、一人である程度外出ができるようになって、初めて精神科と心療内科に行ってみた。初めて行った精神科が雰囲気も感じも良くなかったので、別の心療内科にも行ってみた。

色んな情報から、たぶん自分の症状はパニック障害や不安神経症と言われるものではないかなと思っていたが、ちゃんと専門の医師に診てもらったことはなかったので、はっきりさせたかった気持ちもあった。

どちらの病院でも、パニック障害、不安神経症と言われて、やっぱりそうかと。なぜか、はっきり診断されて、子供の頃からずっと苦しかったのはこのせいだったんだとすっきりした。

それからはぐんぐん良くなり(症状が軽くなるまで大体3年ほどかかった)、不安ながらも飛行機や新幹線に乗ったりと遠出もできるようになり、30歳過ぎてから大学にも進学したりもした。

ただ、酷い発作が起きることはなくなったが、強いストレスを感じた時や疲れてる時などは、不安が強くなったり、軽く過呼吸を起こすことがたまにはあった。

でも、いつでもビニール袋を持ち歩き、過呼吸が起きそうになったら、すぐにビニール袋を口に当ててゆっくり呼吸して気持ちを落ち着かせるなど、自己対処ができるようになっていた。

仁丹(ここでやっと登場(笑))も予防グッズの一つで、気分が悪くなりそうな時に舐めると症状が軽くなるので、いつでもバッグに入れてある。普通に胃もたれや乗り物酔いにも効くので子供の頃から愛用している。フリスクも同じように愛用していたが、人工甘味料が気になりやめた。

数年前から強い不安や過呼吸などの症状が全くでなくなった。職場でパワハラや嫌がらせを受けて辛かった時でも特に症状は出なかったし、だいぶ長く症状が出ていないので、治ったて言ってもいいんじゃないかなと。

まぁでも、悩んでる方がいたら、まずは専門家に相談するのが一番だとは思う。私の場合は、病院が苦手で服薬しないことに強くこだわり過ぎていたし、健康法など色々試したことも合う合わないなど個人差があるのでおすすめはしないけど、たまにはこういう人もいるてことで書いてみた🙂

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今も愛用している「仁丹」🙂